2人暮らしできるマンスリーマンションの選び方|費用・快適に過ごすコツも解説
マンスリーマンションは単身暮らしのイメージが強いですが、2人暮らしもできます。物件によって2人暮らしができるものもあり、条件については不動産会社の確認が必要です。
この記事ではマンスリーマンションで2人暮らししたい方に向けて、利用できる条件や物件の選び方を解説します。
マンスリーマンションで2人暮らしはできる?
マンスリーマンションでも、条件によって2人暮らしも可能です。2人暮らしについて、以下の通り解説いたします。
- マンスリーマンションの基本的な仕組みについて
- 2人で入居できる物件の条件とは
- 追加料金がかかるケースもある
マンスリーマンションの基本的な仕組みについて
マンスリーマンションの仕組みはマンションやアパートよりも、ホテルに近い仕組みです。
○か月という期間を決めて契約を結び、ほとんどの場合費用は先払いとなります。マンスリーマンションは短期入居を想定した物件なので、契約期間が終了すればすぐに退去しなければなりません。
家具家電は揃っているので、着替えや洗面道具など身の回りのものを持って行きます。ガスや電気・水道なども使える状態なので、開通手続きや立ち合いなども必要ありません。家賃に電気代・水道代も含まれており、平均的な賃貸物件よりは家賃が高くなります。
家賃は前払いなので、賃貸物件のように保証人が不要なケースがほどんどです。(不動産会社による独自審査が行われることはあります)
内装は一般的なマンション・アパートとほとんど同じで、備え付けのキッチンで自炊するなど不自由なく日々の生活を送ることができます。
2人で入居できる物件の条件とは
マンスリーマンションで2人暮らしする条件は、以下2つです。
- 定員2名以上の物件であること
- 2人暮らしとして不動産会社と契約していること
マンスリーマンションの物件情報は、「最大人数」など入居できる人数を掲載しています。単身向け物件では2人暮らしができないので、物件を探す時に確認しましょう。
2名以上の物件であっても、1人暮らしとして契約していたなら2人暮らしはできません。もし黙って2人暮らししていた場合、契約違反となります。同じ物件でも2人暮らしなら追加料金がかかるケースが多いので、詳しくは次で説明します。
追加料金がかかるケースもある
マンスリーマンションで2人暮らしをする場合、追加料金がかかるケースも少なくありません。物件情報として提示されている賃料はほとんどの場合1人暮らしを想定しており、2人暮らしになっても同額とはなりません。
例えば当社OneLifeの場合、以下の通り追加料金が発生します。
- 1ヵ月未満のご利用の場合、賃料の半分
- 1ヵ月以上のご利用の場合、利用日数分の光熱費
これは、マンスリーマンションの賃料に水道光熱費が含まれていることが主な理由です。2人で寝泊まりするなら上記の通り追加料金がかかりますが、泊まらずに遊びに来る場合は費用はかかりません。
下記記事にも詳しく書いています。
⇒ 2人でウィークリーマンションに住む場合は別料金がかかるのか?
○歳以下は無料など、お子様には追加料金がかからないケースもあるので不明点は不動産業者に問い合わせてみましょう。
2人暮らし向けのマンスリーマンションの選び方
2人暮らし向けのマンスリーマンションの選び方について、以下の3つのポイントを解説します。
- 部屋の広さ・間取りのチェックポイント
- 家具・家電付きのメリットと確認すべき点
- 立地と交通アクセス
部屋の広さ・間取りのチェックポイント
マンスリーマンションで2人暮らしするなら、部屋の広さや間取りは重要です。
- 1DK:キッチンとダイニングスペースが分かれている。2人暮らしなら最低限欲しい間取りといえる
- 1LDK:リビング・ダイニング・キッチンが独立しており、コスパを重視した2人暮らしにおすすめ
- 2DK:2つの部屋とダイニング・キッチンがある間取り。それぞれの部屋を確保できる
1LDKだとソファなども配置でき、2人で暮らすには快適な間取りです。それぞれで独立したお部屋はないので、生活リズムがほぼ同じ方たちにおすすめです。
2DKはそれぞれの部屋がある点が最大のメリットですが、家賃は高くなります。マンスリーマンションは仮住まいで住む場所ですから、ここに費用をかけるかどうかは2人でよく話し合う必要があります。
部屋全体の広さ(面積)では、2人暮らしだと「30㎡」が最低ラインと考えて良いでしょう。30㎡だと狭いと感じる人も多いので、30~40㎡を基準として探すのがおすすめです。
家具・家電付きのメリットと確認すべき点
2人でマンスリーマンションで暮らす場合、注意したいのが家具・家電です。マンスリーマンションで用意してある家具・家電は1人向けのものが多く、2人暮らしだと不自由することがあります。
例えばマンスリーマンションではベッドも備え付けてありますが、基本的に1つです。2人で寝るには狭い場合、布団やベッドなど寝具を追加で持ち込んだりレンタルしたりする必要があります。
マンスリーマンションでは家具・家電が備え付けてあり、入居したその日から生活できる点や家具・家電を買い揃える必要がない点がメリットです。しかし自分たちで選ぶことはできないので、特に2人暮らしだと使いにくいものがあるかもしれません。
マンスリーマンションでは家具・家電の持ち込みはOKですし、レンタルもあります。「しまった!」と後悔しないために、契約前にしっかり確認しておきましょう。
立地と交通アクセス
マンスリーマンションは駅近の物件も多くあります。数か月暮らすことを考えると、物件の立地や交通アクセスの良さも無視できません。
賃貸物件と同じく、駅から遠いなどアクセスの利便性が下がるほど賃料も低めになります。バスや自転車を使えるなら、駅からある程度離れていても良いでしょう。
スーパーや病院など、生活の中で必要な施設も近くにあるかしっかり確認し、2人とも生活しやすい物件を探します。
2人で住む場合の費用はどれくらい?
2人でマンスリーマンションに住む場合の費用は、条件によって大きく変動します。ここではおおよその相場について、以下の点で解説します。
- マンスリーマンションの費用相場について
- 2人で住むと割安になる?コストシミュレーション
- 敷金・礼金・光熱費の注意点
マンスリーマンションの費用相場について
マンスリーマンションの費用相場は、大阪の場合10~14万円程度です。物件によって水道光熱費が含まれている・別途発生するケースや、管理費、寝具代が上乗せされることもあります。
物件の立地や築年数、広さなどで費用は大きく変わるので、気になる物件は賃料や別途かかる費用もきちんとチェックしておきましょう。
2人で住むと割安になる?コストシミュレーション
2人で同じ部屋で暮らすとそれぞれで家賃が発生しますが、一緒に住むと家賃は割安になります。
2人ともマンスリーマンションで2カ月間暮らす場合について、シミュレーションをしてみましょう。
2人が賃料8万円/月の物件に住めば、2人で16万円/月です。さらに光熱費が2万円/月分上乗せされるとすれば、2人で20万円/月がかかります。これを2か月分ですから、2人合わせて合計は「40万円」です。
賃料10万円/月の物件で一緒に住んだ場合、当社OneLifeでは2人目の料金として2カ月だと「ショートプラン」の追加料金が発生しますので、2人目は利用日数分の光熱費が発生します。
光熱費が2万円/月とすると、1人目の賃料は10万円+光熱費2万円の12万円。2人目は利用日数分の光熱費2万円/月が発生するので、2人で14万円となります。これを2カ月分ですから、2人合わせた合計は「28万円」です。
マンスリーマンションは賃貸と同じく物件で賃料が違い、光熱費や管理費のかかり方も変わります。そのため、あくまでも上記は参考の1つとしていただければ幸いです。
敷金・礼金・光熱費の注意点
賃貸物件の場合、敷金として家賃の1~2カ月分・礼金として家賃の1か月分程度の費用が発生しますが、マンスリーマンションではこれらがかかりません。敷金・礼金は2人で暮らす場合も同じく発生せず、マンスリーマンションの大きな魅力の1つです。
マンスリーマンションは光熱費が賃料に含まれており、ほとんどの場合単身者を想定しており、2人で暮らすと追加料金が発生することがあります。
当社OneLifeでも、2人暮らしの場合光熱費は追加料金がかかります。利用期間や物件で追加料金は大きく変動するので、気になる物件があればぜひお問合せください。
2人暮らしを快適にするコツ
2人暮らしになると、1人暮らしと全く同じスタイルというわけにはいきません。2人暮らしを快適にするコツとして、以下3つのポイントを解説します。
- アイデアを出して限られたスペースを有効活用する
- 2人で暮らすためのルールを決めてストレスを減らす
- 騒音・トラブル回避のポイント
それぞれについて、順番に解説します。
アイデアを出して限られたスペースを有効活用する
お部屋がコンパクトでも、以下のようなアイデア次第で収納や空きスペースを有効活用できます。
- 突っ張りポールを活用して壁面収納を作る
- 中に収納スペースがあるスツールを使う
- カラーボックスをクローゼットに置いて空きスペースを活用する
マンスリーマンションは家具・家電付きですが、持ち込みもOKです。2人暮らしだと何かと荷物も多いので、空きスペースをぜひ有効活用してください。
2人で暮らすためのルールを決めてストレスを減らす
お互いが快適に暮らすためにも、生活において最低限のルールは必要です。特に以下2つのポイントは、一緒に暮らす前にきちんと話し合っておきましょう。
- 家事・掃除に関すること
- お金に関すること
ご飯はどちらが作るか?お風呂掃除やゴミ捨てはどうするか?は2人暮らしでもめがちですから、曜日交代でやるか、役割を決めるかなどのルールを決めましょう。
マンスリーマンションは入居前に賃料を払うことが多く、2人暮らしの際にこの点でもめることは少ないかもしれません。しかし食費はかかりますし、必要なら家具を買い足すこともありますので、どのような負担割合にするか決めておきましょう。
騒音・トラブル回避のポイント
マンスリーマンションは集合住宅であることが多く、騒音には気を付けなければいけません。2人暮らしなら話し声や足音も増えますから、気づかないうちに近隣の住民に迷惑をかけてしまっていることもあります。
マンスリーマンションの場合、原状復帰できないDIYはできません。防音マットを敷く、テレビを隣の部屋がある壁に密着させない、深夜に掃除機や洗濯機を使わないといった配慮を行いましょう。
おすすめのエリア&物件の探し方
マンスリーマンションでおすすめのエリアと物件の探し方について、以下の通り解説します。
- 主要都市(東京・大阪・名古屋など)の2人暮らし向け物件の特徴
- どのサイトで探せばいい?おすすめの検索方法
- 予約・契約時に確認すべきポイント
主要都市(東京・大阪・名古屋など)の2人暮らし向け物件の特徴
主要都市(東京・大阪・名古屋など)での2人暮らし向けマンスリーマンションの特徴について、それぞれの都市の傾向を詳しくご紹介します。ビジネスパーソンの利用が多いこれらの都市では、立地や家賃、設備面などに特徴があります。
東京のマンスリーマンションの特徴
東京では、23区内の物件が中心で、都心へのアクセスが非常に良好です。その分、家賃水準は全国的に見ても最も高く、特に人気エリアでは高額になりやすい傾向があります。ただし需要も多いため、物件数自体は豊富で、選択肢の幅が広いのも魅力です。
大阪のマンスリーマンションの特徴
大阪は、東京と並んで家賃水準が高めですが、エリアによって価格差が大きく、中には割安な物件も見つかります。交通インフラが発達しているため、移動の利便性が高く、ビジネス利用にも適した物件が揃っています。
名古屋のマンスリーマンションの特徴
名古屋は、東京や大阪と比べると家賃が比較的抑えられており、コスト重視の方に人気です。ただし近年は再開発の影響などで、駅近エリアを中心に賃料が上昇する傾向も見られます。また、築年数が古い物件のリノベーションタイプも多く、内装がきれいで快適な住まいを選べる点も特徴です。
物件を探すときの参考になさってください。
どのサイトで探せばいい?おすすめの検索方法
マンスリーマンションの場合、インターネット検索が一般的です。物件情報は日々更新されるので、希望する地域や予算・間取りで検索してみましょう。
当サイトからも検索可能です。
→ OneLifeで2人暮らし用のマンスリーマンションを検索する。
予約・契約時に確認すべきポイント
マンスリーマンションを予約・契約する時は、以下のポイントを必ず確認してください。
- 予約時…希望物件が空いているか、契約内容について(一括払いor分割払いなど)
- 契約時…鍵代・クリーニング代・レンタル代など、賃料に上乗せされる項目について
マンスリーマンションはほとんどの場合内見できません。また料金体系も不動産会社によって大きく違うので、気になる点は電話やメールで直接確認しておきましょう。
こんな人におすすめ!マンスリーマンションの2人暮らし
マンスリーマンションでの2人暮らしは、以下のような方におすすめです。
- カップル・夫婦の短期同棲
- 出張や転勤準備のビジネス利用
- 友人・知人とのシェア生活
- リフォーム・引っ越し前の仮住まい
カップル・夫婦の短期同棲
マンスリーマンションは、結婚を考えているカップルや仕事などで家を中期的に離れる必要がある夫婦の仮住まいにおすすめです。
出張や転勤準備のビジネス利用
マンスリーマンションは、出張や転勤、研修などビジネス利用の2人暮らしに最適です。たとえば同僚同士の長期出張や、転勤前の夫婦の仮住まい、新人研修時の社宅代替として活用されています。家具家電付きで即入居OK、コストも抑えられます。
友人・知人とのシェア生活
遠方から来る友人や知人と短期的に生活する場合、ホテルよりもマンスリーマンションの方が割安になることもあります。
リフォーム・引っ越し前の仮住まい
家具・家電が備え付けのマンスリーマンションは自前の家具を運ぶ必要がなく、リフォームや引っ越しを控えて仮住まいを探している方にも大変おすすめです。
当社OneLifeの2人暮らし用の物件(大阪エリア)
以下に当社OneLifeが取り扱っている「大阪エリア」の2人暮らし物件を一部紹介します。その他のエリアについてはお気軽にお電話でもお問合せください。
OneLife難波Fグランプリ<TYPE2>
→ 物件詳細(OneLife難波Fグランプリ<TYPE2>)を見る
OneLife難波Fデラックス<TYPE3>
→ 物件詳細(OneLife難波Fデラックス<TYPE3>)を見る
OneLife大阪Fシティゲート
OneLife塚本アクミリオン<TYPE2>
→ 物件詳細(OneLife塚本アクミリオン<TYPE2>)を見る
OneLife大正駅前Fトロフィ<TYPE2>
→ 物件詳細(OneLife大正駅前Fトロフィ<TYPE2>)を見る
OneLife大阪新町中<TYPE3>
→ 物件詳細(OneLife大阪新町中<TYPE3>)を見る
その他のエリアについてはお気軽にお電話でもお問合せください。
まとめ|2人暮らしのマンスリーマンション選びのポイント
マンスリーマンションで2人暮らしできるか?物件の選び方などを解説しました。この記事をまとめます。
- マンスリーマンションで2人暮らしする時は、間取りや家具家電、立地をチェックする
- 2人暮らしを成功させるには、家事やお金のルールを決める
- 住みたいエリアや間取りが決まったら、一度検索してみる
この記事が、2人暮らしでマンスリーマンションを検討している方の参考になれば幸いです。マンスリーマンションの物件はどこも早い者勝ちですから、検討し始めたら早めに物件を探し始めましょう。
当社OneLifeは、主に単身者向けのウィークリーマンション・マンスリーマンションをご案内しています。
2人利用が可能なお部屋もございますので、その場合はご相談ください!