マンスリーマンション・ウィークリーマンションを利用するメリットは、“必要な時に必要な期間だけ住める”ということにあります。

手続きの都合上、マンスリーマンションを即日でおさえることは難しいと思われますが、それでも手続き内容は通常の賃貸住宅契約よりも簡易的であり、急な出張が決まっても2日あれば契約・入居できる(※1)可能性が高いです。

(※1　お部屋の設備にそこまでこだわりが無く、選択肢が広い場合)

このように急な事情でも比較的対応しやすく、利用期間にも自由がきくことが便利なマンスリーマンションですが、”期間”についての決まり、特に”料金に関連する期間の決まり”が各社違うことに、注意が必要です。

この記事では、マンスリーマンションの期間に関するよくある質問や、利用期間が決まっていない場合の予約の取り方、利用期間と料金の関係性などについてまとめました。

マンスリーマンションの利用期間についてよくある質問

1. 最短契約期間はどのくらい？
2. 契約期間より短い期間での退出はできる？

以下では、マンスリーマンション・ウィークリーマンションの利用期間に関することでよくある質問を2つ、ピックアップしました。

【1】最短契約期間はどのくらい？

「マンスリーマンション(ウィークリーマンション)は最短何日から契約できるのか？」という質問が、よく聞かれます。

結論から言うと、会社により様々なので一概には言えません。

“1日からでも利用でき、1日ごとに料金が加算される料金システム”なのか、”最低契約期間が決まっていル料金システム”なのか、事前確認が必須です。

ちなみに、この”最低契約期間が何日間であるのか？”も、会社により様々です。

当社OneLife(ワンライフ)の場合は、最低契約期間を設けていて、最短でも7日間は利用していただくことになるシステムになっています。※2019年2月現在

しかしこれは契約上の話で、「3日や5日で退出してはいけない」という訳ではありません。

残りの日数分の賃料等を返金することはできかねますので、無駄になってしまう費用の観点ではオススメできませんが、最低契約期間の”7日”で契約している場合でも、極端な話”1日”で退出しても問題はありません。

【2】契約期間より短い期間での退出はできる？

これも、先ほどの項目で述べたところですが、契約期間より短い期間での退出は可能です。

ただし基本的に多くの会社で、契約日数より利用日数が短くなったぶんの料金の返金は難しいです。

「だったら、利用期間が決まっていない場合にマンスリーマンション(ウィークリーマンション)を利用することは、非常にリスキーなのでは？」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、決してそうではありません。

契約期間より短い日にちで退出する可能性がある場合、つまり利用期間が明確に定まっていない場合は、契約日数の決め方を工夫することで無駄な出費がなるべく発生しないようにできます。

どういった工夫方法なのか、以下でもう少し詳しく取り上げましょう。

マンスリーマンションの利用期間が明確に決まっていない時はどうする？

1. ここまでは絶対に使うはずという期間でひとまず契約する
2. 途中退去した場合の残り日数の返金はないことを踏まえたうえで、安い長期プランで契約する

マンスリーマンション・ウィークリーマンションの利用期間が決まっていない(延長して住む可能性も、途中退去する可能性もある)時は、上記2つの選択肢を天秤にかける必要があります。

“ここまでは絶対に使うはず”、例えば「3ヶ月滞在の予定だけれども早めに切り上げる事もあるかも？」というケースの場合、「2ヵ月くらいで出るかもしれないけれども、さすがに1ヵ月は滞在するだろう」という目安が立ちます。

この場合は、1ヵ月で契約して都度契約を更新していく方が、予定が変わった場合の無駄な出費は発生しにくくなります。

ただ再契約がどうしても面倒な場合や、変更の可能性が少ない場合は、1日あたりの賃料が安くなる長めの日数(プラン)で契約する方法もあります。

“都度、再契約をして途中退去になった場合に損する金額を減らす”べきか”基本的に料金が安くなることを重視して、途中退去になった場合に損することは妥協する”べきか、状況によって異なります。

判断に困ったら、マンスリーマンション・ウィークリーマンションの担当者に相談するとよいでしょう。

マンスリーマンションの利用期間と賃料の関係

先ほどの項目でも少し述べましたが、マンスリーマンション(ウィークリーマンション)の利用期間は「1日あたりの賃料」に大きく関わります。

ざっくりと言えば、ほとんどの場合マンスリーマンションの契約期間が長いほど1日あたりの賃料が安くなるのです。

最短契約日数の賃料を基準に計算した場合、「マンスリーマンションに長く住むととんでもなくお金がかかる！？」という結果に行きつくかもしれませんが、実際は長期割引によって現実的ではない費用にはならないので、ご安心ください。

※料金の違いのイメージ図

⇒　マンスリーマンションの長期割引を活用し安く住むコツを詳しく知る方はコチラ
※「マンスリーマンションに割引・割安で住むコツ | キャンペーンや長期割引を活用」

マンスリーマンションの利用期間が長い場合は設備を重視するべき

マンスリーマンションを選ぶ時の着眼点は、”料金”や”目的地への近さ”など人により様々あるかと思いますが、短期赴任や研修などで長い期間利用する場合は、料金などには多少目をつぶっても”設備や周辺環境の良さ”にフォーカスするべきだと言えます。

これは1週間程度では気にならない生活の不便が、1ヶ月程度になると意外なストレスに発展することがあるためです。

1度決めて住んでしまったら、特別な事態が発生しない限り部屋は変えられないので、“長い間住んでもストレスが溜まらない居心地のいい部屋選び”は大変重要でしょう。

例えば長期間暮らすなら、ビジネスホテルによく見られるような3点ユニットタイプのバス・トイレの部屋よりも、それぞれの設備が独立した部屋の方が、快適度は高いです。

また、マンスリーマンションによっては共用部分に有料の洗濯乾燥器があって、入居者はそれを利用する仕組みになっている所もありますが、長く暮らすならやはり部屋に洗濯機が備え付けである方が楽です。

⇒　マンスリーマンションに備え付けられている基本的な設備についてまとめた記事はコチラ
※「マンスリーマンションに付いている家具・家電 | 種類とよくある疑問」のコラムへリンクしています。

まとめ

以上、”マンスリーマンション・ウィークリーマンションの利用期間”に関する情報をまとめました。

1. 利用の状況に合わせて、損がでないようにマンスリーマンションの契約をすること
2. 利用期間が長くなる場合は、できるだけ設備を重視してマンスリーマンションを選ぶこと

マンスリーマンションをお得かつ快適に利用するなら、上記2つのポイントが重要です。

必要な期間に必要なだけ住めるマンスリーマンションを探すならOneLifeにご相談ください。